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顔の鮫肌の原因とは?自分でできる治し方、皮膚科での治療方法を詳しく解説!

顔の鮫肌の原因とは?自分でできる治し方、皮膚科での治療方法を詳しく解説!

鮫の肌のように、うろこ状になったざらつきや皮膚の凹凸、パサパサした質感で皮膚のただれのようにも見える顔の鮫肌に、深刻な悩みやコンプレックスを抱いていませんか?

 

顔にできてしまった鮫肌は、カラダにできる鮫肌と違いとても目立つので、いつものスキンケアやカバーするためのメイクに時間がかかったり、さらにはまわりの目を気にしてコンプレックスを感じることがあるでしょう。

 

鮫肌は肌本来が保持する水分や油分、栄養が不足・減少した状態でもあるので、改善・予防までに時間がかかるイメージが強いはず。

 

今回は顔にできる鮫肌について、根本的な原因や自分でできる治し方、皮膚科で受けられる治療方法と有効性を具体的にお伝えしていきたいと思います。

 

 

鮫肌とはどんなトラブル?特徴と状態をチェック!

 

鮫肌という皮膚トラブルは頻繁に見聞きするものの、特徴と状態においてはまだまだ曖昧な部分があるのではないでしょうか?

 

自身の今の肌悩みが鮫肌に当たるのかどうかをしっかり把握し、原因に応じたスキンケアをするためにも、顔の鮫肌の特徴や状態を理解しておきましょう。

 

 

 

顔の鮫肌の特徴と状態

顔の鮫肌の特徴や状態には、以下のようなものがあり、まるで鮫の肌のように皮膚本来のつややかさ、うるおいをなくした肌状態を指します。

 

  • 鮫の皮のように、皮膚表面にざらつき、ごわつき、凸凹が見られる
  • 顔の鮫肌が軽度の場合は、皮膚の角質や指紋の線、ラインが浮かび上がる
  • 顔の鮫肌が重度になると、ニキビやイボ、吹き出物のようなブツブツが出る

 

鮫肌の治療に特化した市販薬の研究・開発・販売が盛んな興和株式会社によると、「鮫肌に悩んだ、なってしまった経験がある人は性別や年代に問わず多く、約4人」という研究結果が報告されています。

 

そのため鮫肌は、決してめずらしい皮膚トラブルではなく、誰にでもささいなきっかけで起こり得る、気をつけておきたい肌トラブルと言えるのです。

 

 

 

顔に出る鮫肌の特徴と肌荒れの違い

顔に出る鮫肌と肌荒れは、一見似ているようにも見えますが実は明確な違いがあるんです。

 

鮫肌も肌荒れのひとつというイメージが強いですが、症状や見た目、原因といくつかの違いがあり、肌荒れだと思っていたら鮫肌だった(逆の鮫肌だと思っていたら肌荒れだった)というパターンがめずらしくはありません。

 

鮫肌と肌荒れの明確な違いを理解しておけば正しい対処・治し方の判断がしやすくなり、症状改善・予防にアプローチできるはず。

 

顔に出る鮫肌と肌荒れの違いを以下でチェックしてみましょう。

 

鮫肌と肌荒れの違い 見た目 原因 期間
顔の鮫肌について
  • 痛みやかゆみ、ヒリヒリはしない
  • 乾燥、ごわつき、ざらつき、くすみが目立つ
  1. 遺伝
  2. ターンオーバーの乱れ
  3. 極度の乾燥
  4. 紫外線ダメージ
常態化しやすい
肌荒れについて
  • 赤み、炎症、ブツブツ、ヒリヒリ感が目立つ
  • かゆみ、熱感を伴う
  1. 皮膚への刺激、摩擦
  2. バリア機能の低下
  3. 間違ったスキンケア
  4. 合わないコスメ、アレルギー反応
一時的な肌トラブル

 

顔の鮫肌と肌荒れは上記のように、見た目や原因、期間まで明確な違いがあり、鮫肌の場合は遺伝的な要因もかかわっていることから常態化しやすい傾向にあります。

 

赤みやヒリヒリ感、極度の乾燥や敏感肌が気になる際は「肌荒れ」、ざらざらや極度の乾燥が長く続いている場合は「顔の鮫肌」と判断し、それぞれに適したスキンケアや治し方を始めるようにしましょう。

 

 

 

顔以外にも!?鮫肌が出やすい部位について

顔が鮫肌になっている時は、顔ばかりではなくカラダにも出ることがあるため要注意。

 

もともと鮫肌は顔よりも以下のようなパーツに出やすい傾向にあります。

 

二の腕 粉吹きのような見た目、症状
ざらつき、くすみが目立つ
お尻 お尻の下側が特にざらついている
太もも 全体的にうろこ状の肌状態が見られる
ふくらはぎ うろこ状の鮫肌、白みの目立つ肌色になる

 

カラダに出る上記のような鮫肌に気付いた場合は、全体的に皮膚が乾燥したりターンオーバーの乱れが出ているサインと言えるため、顔の鮫肌の予兆、注意しておきたいトラブルと言えるでしょう。

 

 

顔が鮫肌になる原因とは?5つの注意点と関係性を解説!

 

スキンケアを丁寧にしているつもりなのに、顔の鮫肌が常態化し、カサカサ・くすみ・粉吹き・ざらつきが目立つ…。

 

鮫肌になるのはどうしてなのか、原因が判断しにくいと悩むことがあるでしょう。

 

実は顔の鮫肌の原因は、肌状態や日常生活におけるちょっとしたトラブルが関係しているんです。

 

ここでは意外に気づけなかった顔の鮫肌について、よくある原因と注意点、関係性5つをチェックしてみましょう。

 

 

 

原因その①|遺伝的な要因によるもの

鮫肌になりやすく、常態化していることが多い場合は、「遺伝的な要因」が関係しているのかもしれません。

 

自身の両親または片方の親、近親類者に鮫肌が常態化している人がいる場合は、遺伝的な要因を受け継ぐ自身も肌質が遺伝し、顔の鮫肌につながることがあります。

 

自身の肌質は、親や近親類者の影響を受けやすいと言われているため、身近な人も鮫肌の場合は子となる自身にも遺伝し、顔の鮫肌が常態化しやすくなるのです。

 

 

 

原因その②|肌のターンオーバーが乱れているから

両親や近親類者に鮫肌がいない、遺伝的な影響は考えられず、気付いたら鮫肌になっていた、そんなケースは「肌のターンオーバー」が乱れていることが原因と考えられます。

 

肌のターンオーバーは、

 

  • 健康な肌の場合「28日」を目安に繰り返される
  • 皮膚の古い角質が押し出され、新しく健康的な肌質に入れ替わるサイクル

 

のことを言い、鮫肌の目立つ顔をなめらかでうるおいのある健康的な美肌に入れ替える役割があります。

 

ですが、ターンオーバーが乱れてしまうと皮膚が入れ替わらず鮫肌の肌が残ってしまうため、改善や予防に時間がかかることも。

 

皮膚のターンオーバーは、以下のようなささいな原因で乱れてしまうため、今の鮫肌が長く続いている場合は、以下でお伝えする原因が関係しているのかもしれません。

 

加齢による線維芽細胞の低下 ターンオーバーを促す線維芽細胞が低下する
紫外線ダメージ ターンオーバーを促すコラーゲンを変性させる
活性酸素 血管にダメージを与え肌代謝を担う血流を悪くする
ストレス 血行が悪くなりターンオーバーが乱れる
乾燥 ターンオーバーを担う角質層のうるおいが不足、減少する

 

 

 

原因その③|肌のうるおい、栄養が不足している

顔の鮫肌が頻繁に繰り返されると悩んでしまった場合は、「肌のうるおい・栄養不足や減少」が原因の可能性があります。

 

鮫肌は、皮膚がパサパサ・カサカサになり、健康な肌の条件・つややかさやなめらかさを失った状態。

 

そして肌の水分や栄養は、鮫肌を改善・予防する根本的な要素になるため、乾燥していると鮫肌に変わりやすいリスクがあります。

 

肌の水分や栄養には、外的な刺激や摩擦、ダメージから皮膚を守る「バリア機能」を高める役割が。

 

そのため、乾燥した肌はバリア機能が低下し外的な刺激を受けて水分や栄養がどんどん失われるため、パサつきや不自然な白みの目立つ鮫肌に変わってしまうのです。

 

 

 

原因その④|紫外線の影響によるもの

顔の鮫肌が頻繁に繰り返されると悩んだ場合は、「紫外線ダメージの影響」にも意識を向けてみることが重要です。

 

毎日を忙しく過ごしていると、十分な紫外線対策ができなかったり、日焼け止めの塗り直しなどもおろそかになることがあります。

 

そして紫外線は、気候や季節に問わず長時間降り注いでいるため、紫外線の根本的な性質を理解せず対策を怠っていると、

 

活性酸素の大量発生 血管を傷つけ皮膚の血行を悪くする
コラーゲンの変性 うるおいの元となるため顔の鮫肌悪化につながる
血行不良 肌に栄養、酸素が行き届きにくくなる

 

というマイナスの影響が出やすくなり、鮫肌の改善・予防までに時間がかかったり悪化してしまう可能性もあるのです。

 

 

 

原因その⑤|皮膚の疾患によるもの

保湿や紫外線対策に意識を向けていても、顔の鮫肌がなかなか改善されないのは「皮膚の疾患」が関係しているかもしれません。

 

皮膚の疾患の中には、鮫肌を常態化させたり繰り返させる種類があり、かゆみや痛み、ヒリヒリ感が伴わないことがあるため、すぐには皮膚の疾患だと気づけないケースが少なくはありません。

 

鮫肌になりやすい皮膚の疾患について、具体的な症状や原因を詳しく見ていきましょう。

 

 

 

毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)

鮫肌の原因と考えられている皮膚の疾患「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」は、毛穴に中に吹き出物やニキビ、イボなどの凹凸感のあるブツブツができ、毛穴が開いた状態を指します。

 

毛孔性苔癬になると、毛穴が押し広げられてうるおいや油分が不足し、キメが荒くなることでパサパサ・ゴワゴワとした鮫肌になることがあります。

 

 

 

尋常性魚鱗癬(じんじょうせいぎょりんせん)

鮫肌の原因となりやすい「尋常性魚鱗癬(じんじょうせいぎょりんせん)」は、遺伝的な要因がきっかけで生じ、顔を含めた全身の乾燥が悪化し、皮膚や角質が老けのようにぽろぽろと剥がれ落ちる症状が特徴です。

 

皮膚本来が持つツヤやうるおいが失われた状態のため、角質の線が浮かび上がりキメが荒れ、鮫肌のようなパサついた肌質に変わってしまうのです。

 

 

顔が鮫肌になると?知っておきたいマイナスの影響とは?

 

顔が鮫肌になってしまうのは、ここまでにお伝えした原因を見ても、肌質・年代・性別を問わず誰にでも起こり得ることがわかりました。

 

では、実際に鮫肌になると、肌はもちろんメンタル的な部分でも強い負担・ストレス・悩みを抱くことがあります。

 

顔の鮫肌に気をつけようとする意識が高まる、鮫肌のマイナスの影響を詳しく見ていきましょう。

 

 

 

スキンケアやメイクに時間がかかる

顔が鮫肌になってしまうと、いつものメイクやスキンケアに時間がかかる傾向があります。

 

一般的な肌質よりもデリケートで、乾燥が進んだ鮫肌は、スキンケアに注意しコスメ選びも慎重にならざるを得ず、さらには肌をカバーするためのメイクにも気を配る必要が出てきてしまうのです。

 

 

 

ざらつきやくすみが目立つ肌質に

顔の鮫肌は、肌に触れた時のざらつきやごわつきを強く感じ、古い角質が押し出されて健康的な肌に入れ替わる、ターンオーバーが乱れた状態。

 

ダメージを受けた皮膚が残っているため、肌色がくすみ、どんよりとした印象を与えてしまうことがあります。

 

 

 

キメの粗さ、毛穴が目立つようになる

うるおいや油分、栄養が行きわたった健康的な肌は、きめが整い毛穴が引き締まって目立たない、なめらかな肌質に見えます。

 

逆に鮫肌の場合は、上記とはまったく逆でうるおいや油分、栄養が不足・減少し、キメが荒れて毛穴が開いた、荒れの目立つ状態。

 

そのため、自身の顔立ちに違和感を抱いたり、肌質における強いコンプレックスを感じてしまうことがあります。

 

 

顔の鮫肌の治し方!自分でできるスキンケア、生活習慣のポイント

 

顔の鮫肌を直す、スキンケアや生活習慣のポイントをリサーチしてみました。

 

忙しい毎日を過ごす方でも手軽にできる方法ばかりを集めてみましたので、ぜひ実践してみてくださいね。

 

 

 

顔の鮫肌の治し方【スキンケア編】

顔の鮫肌を治すスキンケアは、

 

  1. 徹底した保湿
  2. 紫外線対策に気を配る

 

ことのふたつ。

 

皮膚にうるおいを与える保湿は、丈夫な角質をキープしバリア機能を高め、鮫肌改善・予防のためのターンオーバーを促すことにつながります。

 

紫外線は皮膚のうるおいを奪い、血管にダメージを与えて皮膚に栄養が行き届きにくくなってしまうため、季節や天候問わずに紫外線対策を徹底しましょう。

 

 

 

顔の鮫肌の治し方【生活習慣編】

顔の鮫肌を治す生活習慣のポイントは、

 

  1. 室内の加湿
  2. 肌に良い栄養摂取
  3. 質の良い睡眠

 

の3つ。

 

暖房で室内が乾燥していると皮膚の水分が奪われ鮫肌につながるため、常に加湿しましょう。

 

鮫肌改善・予防におすすめの栄養成分は、以下の3つ。

 

タンパク質
  • 丈夫な皮膚を作る原料
  • 肉、魚。卵、大事製品に豊富
ビタミンA
  • ターンオーバーを促す
  • ニンジン、カボチャなどの緑黄色野菜に豊富
ビタミンB群
  • 鮫肌が原因の肌荒れを改善、予防
  • ナッツ類、根菜、きのこ類に豊富

 

さらに質の良い睡眠を毎日とれるよう、睡眠環境の見直しや規則正しい生活を送る意識を高めることがポイントです。

 

 

顔の鮫肌の治し方!皮膚科で受けられる治療内容とは?

 

顔の鮫肌が悪化していたり、繰り返し生じることが多い場合は、いつものスキンケア・生活習慣の改善では追い付けないと感じることがあるでしょう。

 

顔の鮫肌は、専門的な観点からの改善・予防ができる、皮膚科治療が効果的です。

 

皮膚科で受けられる顔の鮫肌の治療は、

 

カウンセリング 顔の鮫肌における悩み、影響などの相談ができる
診察、検査 顔の鮫肌の診察をして原因、治療方法を明確にする
治療薬(内服、外用薬の処方) 顔の鮫肌を内側から治療する

 

といった流れ・メリットがあり、スキンケア・生活習慣の改善とはまた違った効果が早めに実感できると言えます。

 

ここでは顔の鮫肌に皮膚科でどんな治療が受けられるのか、具体的な内容をまとめてみました。

 

 

 

医療用クリームの処方

皮膚科で受けられる顔の鮫肌の治療では、主に医療用クリームの処方が一般的になっています。

 

美容医療のように、薬剤を直接皮膚に注入するなどの外科的な治療はほとんどなく、誰でも手軽に使えて顔の鮫肌の表面から有効成分・栄養を補い、症状緩和や予防にアプローチします。

 

皮膚科で処方されることが多い、医療用クリームの主な種類とそれぞれの効果をまとめてみました。

 

尿素を配合したクリーム マイルドなピーリング作用でなめらかな肌に整える
サリチル酸ワセリン 皮膚を保護し、炎症を防ぐ
トレチノイン配合のクリーム 強い効き目で顔の鮫肌改善・予防の即効性がある
アゼライン酸配合のクリーム 肌へのやさしさと強力な効果が備わっている
ヘパリン類似物質配合のクリーム 顔の鮫肌の修復、水分を与える

 

 

 

ケミカルピーリング

顔の鮫肌の美容医療での施術には、「ケミカルピーリング」があります。

 

この施術を受けると、薬剤によって鮫肌が常態化している表皮層を効率よく剥がし、ターンオーバーを促進させることでなめらかな皮膚への入れ替わりがスムーズになります。

 

保険適用外の施術ですが即効性が期待でき、1回あたり4,000~50,000円程度の金額にも幅があるため、予算やニーズ、症状に合わせた予算が調整できるでしょう。

 

 

 

ビタミンA誘導体の内服薬

美容医療、皮膚科ともに顔の鮫肌の内服薬として処方されることが多い、「ビタミンA誘導体の内服薬」。

 

ターンオーバーを促して鮫肌が目立つ表皮の角質層が、健康的な皮膚に入れ替わるサイクルにアプローチします。

 

皮膚粘膜を健康に保つ働きもあるため、鮫肌の予防にも役立つ内服薬となっています。

 

 

おわりに

 

カラダよりも目立ちやすい顔の鮫肌は、イメージしていた以上にセルフケア方法や治療内容がたくさんあります。

 

顔の鮫肌の状態や悩みに応じた対処、治療方法を見つけて、早期に本来の健康的な肌を取り戻してくださいね。

 

 

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