前触れもなく頭皮がジクジク、ジンジンとひびくように痛み、「何か重大な病気にかかっているのでは…」と不安になっていませんか？

頭皮の痛みは意外に全身の不調・ストレスやモヤモヤ、倦怠感にもつながるため、すぐに原因や対処法を知っておきたいですよね。

頭皮がズキズキじくじくとひびくように痛いのはもしかすると、神経痛をはじめとしたさまざまな原因が関係しているのかも？

今回は頭皮が痛い際の7つの対処法と合わせて、原因や影響をわかりやすくご紹介します。

頭皮が痛いのは神経痛？その関係性とは？

頭に特に負担や衝撃がかかったわけでもないのに、ジッとしていても頭がズキズキ・じくじくとひびくように痛む…。

そんなトラブルは「神経痛」のリスクが考えられ、主に以下のような原因で生じることがあります。

頭皮が痛い神経痛の原因とそれぞれの関係性を見ていきましょう。

眼精疲労による頭皮の神経痛

頭皮が痛い神経痛のひとつ目の原因は、「眼精疲労」によるもの。

毎日長時間スマホやパソコン、テレビを見続けていると、ブルーライトの影響を受けて網膜がダメージを受けたり、目のまわりの筋肉がこわばって痛みやヒリヒリなどの眼精疲労が起こります。

そして眼精疲労は目だけに負荷がかかっているわけではなく、ひとつながりになっている頭部や首、肩まわりも血行が悪くなって筋肉が緊張、組織内部に疲労物質が溜まった状態。

疲労物質は頭や皮膚を刺激する性質があるため、目の疲れが頻繁・常態化している場合は特に、頭皮の痛み・神経痛が起こりやすくなるのです。

後頭神経痛によるもの

衝撃や負荷を与えたわけでもないのに後頭部に特に痛みを感じる場合は、「後頭神経痛」のリスクが否定できません。

後頭神経痛は血流が悪くなることで生じ、

1. 血管を収縮させてめぐりを悪くするストレス
2. 冷え、代謝低下、運動不足によるもの
3. 疲労、睡眠不足によるもの

といった、日常生活の中でのささいなきっかけが原因になることがあります。

後頭部だけズキズキじくじくとひびくような痛みが生じ、1日程度で収まるものの、頻繁に起こりやすいというリスクがあります。

頭皮の神経痛にはこんな原因も！影響や関係性をチェック

頭皮の神経痛には、前項でご紹介した以外にも内面的な影響、外的な影響が関係している可能性があります。

頭皮の神経痛の原因を知っておくと、予防や日常生活で気をつけるべき注意点が判断しやすくなるはず。

ここでは頭皮の神経痛の外的・内的原因とそれぞれの関係性を詳しく見ていきましょう。

ストレスによるもの

イライラやモヤモヤ、カラダのどこかが痛いといった内的・外的ストレスは、自律神経のバランスを崩すことで頭皮を緊張・硬くしてしまう交感神経が優位に立ちます。

また血行が悪くなることで疲労物質・老廃物が流れ出にくくなり、頭皮の神経を圧迫・刺激して頭皮の神経痛が出やすくなります。

乾燥肌によるもの

頭皮のヒリヒリ、ジクジクとした神経痛は、乾燥肌が影響していることも大きな原因。

頭皮に十分なうるおいがあると、外的な刺激やダメージを跳ね返すバリア機能が育ち、頭皮神経痛の根本的な予防になります。

ですが頭皮が乾燥していると、上記のようなバリア機能の役割が生きなくなり、外的なダメージをダイレクトに受けて神経までひびくような頭皮の神経痛につながってしまうのです。

日常生活の中の問題によるもの

頭皮の神経痛は、以下のように日常生活の中でのほんのささいな原因で生じることがあります。

それぞれの原因と頭皮の痛み、神経痛との関係性をまとめてみました。

頭皮の神経痛による痛みに気付いたら…？7つの対処法をご紹介

気持ち的なストレスや憂鬱感にもつながりやすい頭皮の神経痛ですが、意外にも7つの解決策があります。

原因に応じた頭皮の神経痛対策7選、それぞれの効果も合わせてチェックしてみましょう。

対策①｜ドライヘッドスパを受ける

頭皮の神経痛の改善・予防は、ドライヘッドスパを受けることで時短での緩和・予防が期待できます。

ドライヘッドスパは頭皮の神経痛の原因となる自律神経の乱れ、頭皮の硬さや乾燥、睡眠不足、眼精疲労とあらゆる要素にアプローチし、軽やかなコンディションづくりに一役買ってくれます。

本コラム運営元の「ドライヘッドスパ専門店 ヘッドミント」では、頭皮神経痛の原因となる眼精疲労や肩こり、緊張型頭痛の改善が95％超え、実績のあるサロンのためぜひご利用くださいね。

対策②｜十分なストレスケアを心がける

頭皮の神経痛は、ストレスや憂鬱感などメンタル面の不調が強く関係しています。

こまめに休息を取ってリラックスしたり、気持ちが前向きになれて気分転換につながるような趣味や楽しみを持って、ストレスを溜めないよう心がけてみましょう。

対策③｜血行促進に意識を向ける

運動をしたり湯船に浸かるお風呂タイムの心がけ、冷えに気をつけるなど頭皮の血行に意識を向けた生活習慣は、頭皮神経痛の根本的な原因となる頭皮のこわばりや老廃物の蓄積を防いでくれます。

血行不良は頭皮の神経痛ばかりではなく、髪の栄養不足を招いて抜け毛・薄毛の原因になることがあるため、めぐりを整える習慣をいくつも持ってみましょう。

対策④｜ビタミンB・Cの摂取

頭皮の神経痛によるジクジクギリギリとした痛みには、内側からの改善に働きかけるビタミンB・Cの摂取が大切です。

まず、フルーツや野菜全般に含有が多いビタミンCは、ストレスを原因となる活性酸素を取り除いたり、頭皮の保湿に役立つコラーゲンを生成する働きが。

そしてビタミンBは肉類や卵、魚類やきのこに多く含まれ、頭皮の神経痛の原因となる自律神経の安定・調整に一役買い、軽やかですっきりとしたコンディションに整えてくれます。

頭皮の神経痛は血行不良による薄毛・抜け毛の原因になると考えられていますが、ビタミンBの摂取では髪の生成・成長に働きかける毛母細胞の活性化にもつながるため、神経痛・抜け毛・薄毛に悩む方に摂りたい栄養成分となっています。

対策⑤｜正しい姿勢を心がける

頭皮の神経痛は、乱れた姿勢によって上体の負荷が頭にまるごとのしかかり、頭がその負荷に耐え切れずに神経痛につながることがあります。

骨盤を立て胸を軽く張り、視線はまっすぐ前を向く正しい姿勢を心がけて、頭皮への負担をなくすよう心がけましょう。

対策⑥｜スマホ・パソコン作業はこまめに休憩を

スマホ・パソコンの長時間使用は頭皮神経痛の原因、眼精疲労や頭部の筋肉の過緊張につながってしまいます。

スマホやパソコンは長くダラダラと見過ぎないよう、時間を決めたりこまめな休息を取って頭皮への負担を軽減しましょう。

対策⑦｜睡眠ケアに力を入れる

スッと寝つけてぐっすり眠れる、そんな理想的な睡眠リズムは血行を良くし自律神経のバランスを整えるため、頭皮神経痛の根本的な解決策と言えます。

寝室を落ち着ける環境に整えたり使い心地の良い寝具に変えるなど、ぐっすり眠れる環境づくりを心がけてみましょう。

おわりに

強いストレスに感じ、時に日常生活の支障に感じてしまうほどやっかいな頭皮の神経痛。

ただ、日常を過ごしながらもちょっとの工夫や専門的なケアを受けることで解決・予防できることがほとんどです。

軽やかで健康的な頭皮コンディションをキープすべく、お伝えした7つの対策で頭皮の神経痛を予防・緩和してくださいね。