小顔に効果的な舌回しとは?おすすめの理由と基本のやり方、注意点を徹底解説!
小顔を目指すいろいろなメソッドが話題を集めている中、今回ご紹介する「舌回し」は、表情筋にダイレクトな負荷や刺激を与えてフェイスラインを引き締め、キュッとした小顔に近づく方法です。
舌回しによる小顔へのアプローチは、特別なノウハウや知識、アイテムも必要なく日常を過ごしながら手軽に実践・継続できるところもおすすめのポイント!
小顔に効果的な舌回しについて、おすすめの理由や基本のやり方、押さえておきたい注意点を詳しく解説しますので、手軽に小顔を目指す方法を探している方はぜひチェックしてくださいね。
小顔を目指せる舌回し!特徴やメリットを詳しく解説
数ある小顔をメソッドの中でも手軽でカンタン、短時間実践するだけでもしっかりと表情筋にアプローチして小顔を目指せる舌回し。
ここでは最近話題の舌回し小顔エクササイズについて、方法における特徴やメリットを詳しくご紹介します。
舌を回しで表情筋に負荷や刺激を与える
話題の小顔エクササイズ・舌回しは、このフレーズからイメージできるように口から下を出して表情筋を意識しながらゆっくりまわすトレーニングのことを言います。
顔に集中して存在する表情筋は30種もあると言われているのですが、舌回しエクササイズを習慣にすると、30種の表情筋をトータルでまとめた3つの筋肉群を鍛え、フェイスラインの引き締めや表情筋強化に役立ちます。
以下に、舌回しエクササイズと3種の表情筋へのアプローチを詳しくまとめてみました。
①口輪筋
口輪筋は唇やそのまわりにある筋肉のことを言い、口の表情・引き締まったフェイスラインをキープする役割があります。
普段から話す笑うことが少ない、口角が下がった表情がクセになっている方の場合は、特に口輪筋が衰えて口もとがゆるみ、実際の年齢よりも老けた印象に見られる心配が…。
舌回しエクササイズを習慣にしておくと、日常的に鍛えることが難しい口輪筋に刺激や負荷がかかるため、口角が上がったシャープで若々しい表情、フェイスラインになり、明るく快活な印象と小顔を目指すことができます。
②頬筋
頬筋は頬の部分にある筋肉で、顔に存在する筋肉の中でも範囲が広いため、この部分が衰えているとたるみやむくみ、顔の不自然なハリ、エラが目立つなどのトラブルにつながってしまいます。
舌回しを実際にしてみると実感できるのですが、舌をまわすと頬の筋肉も一緒に動くようになり、くまなく負荷や刺激を伝えることができます。
すると、頬筋の日常的な運動不足状態が解消され、筋肉が強化されて引き締まったたるみのないフェイスライン・小顔を目指すことができるのです。
③頤筋
舌回しエクササイズで小顔にアプローチする3つ目の筋肉が、下唇からアゴにかけて一直線に存在している頤筋です。
この部分はアゴまわりのたるみを引き締め、アゴ先を細く短く見せるために鍛えるべき筋肉でもあります。
そのため、頤筋の筋力が不足しているとアゴまわりにたるみやゆるみが目立ち、アゴが長く見えて結果的に顔の大きさにつながることも…!
舌回し運動を定期的にしておくと、下を出す・まわす・ゆっくりと動かす流れが頤筋に負荷や刺激を与え、下唇からアゴ先までが引き締まり、細く見えて小顔を目指すことができるのです。
ノウハウや道具いらずでいつでも手軽にできる
舌回しエクササイズが性別や年代問わず、トレンド・ブームになりつつあるのは数ある小顔メソッドの中でも手軽で続けやすいため。
小顔を目指す方法は、さまざまなコスメやアイテムが必要になりますが、舌回しであれば道具も場所も時間も問わず、ノウハウや知識なしでもすぐに実践できます。
はじめての方でもすぐに慣れる方法で、仕事や家事、育児のスキマ時間に実践できるため、継続もしやすい分小顔やプラスαの効果も実感しやすいと言えるでしょう。
小顔だけじゃない!舌回しの嬉しい効果とは?
舌回しトレーニングは単純に小顔だけの効果ではなく、美肌やリフレッシュ、健康とマルチな効果が期待できるんです。
意外に知られていなかった、実践してはじめてわかる舌回しの嬉しい効果を一緒に見ていきましょう。
唾液の分泌が安定する
唾液というとマイナスなイメージを持つことが多いですが、実は健康や美容、ダイエットとマルチな作用が備わっていること、ご存じでしたか?
逆に唾液の分泌が少ないと、美容や健康、ダイエットにおける恩恵が受けられなくなりたくさんのトラブルが同時に出るリスクがあるのです。
舌回しトレーニングでは、以下のような効果を持つ唾液の分泌を促して全身の健康や美容、健やかなメンタル面にアプローチできます。
意外に知られていなかった、舌回しによる唾液分泌の効果を詳しく見ていきましょう。
美肌や小顔効果のあるFGFが含まれている
舌回しによって唾液の分泌が促されると、唾液に含まれるFGFが美肌や小顔にアプローチします。
美容にかかわりの深い成長因子となるFGFは、小顔や美肌のもととなるコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸が生成される皮膚内の線維芽細胞にアプローチ。
加齢とともに線維芽細胞の働きは弱くなりますが、舌回しで唾液の分泌が活性されるとFGFによって線維芽細胞の働きも高まるため、うるおいとハリのある美肌、引き締まった小顔にアプローチできるのです。
腸内フローラのバランスを整える
舌回し運動で唾液の分泌が活性化すると、顔のむくみやたるみの原因となる老廃物・毒素をお通じとして流す腸内環境のバランスが整います。
この理由は、舌回し運動で分泌が活発になる唾液に、IgAという腸内環境を整える効果に優れた成分が含まれているため。
腸内環境は美肌や小顔に必要な栄養素を吸収する役割もあるため、舌回し運動は積極的に習慣づけたい小顔メソッドと言えるのです。
カロリー消費の元・睡眠の質を深くする
フェイスラインのたるみ、顔の大きさの原因となる余分なお肉をなくして小顔に見せるためには、燃焼やカロリー消費が欠かせないポイントと言えます。
舌回し運動による唾液の分泌は、1回の眠りで200~400ものカロリーを消費する睡眠の質を深めてくれます。
この理由は、唾液に睡眠の質を深めて消費カロリー・燃焼作用を高めるメラトニン分泌を促す作用があるため。
睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンは、スッとした寝つきや朝までぐっすりの熟睡状態を助ける役割があり、舌回しエクササイズで分泌を促すことができます。
メラトニンにはさらに、
成長ホルモンの分泌を促す |
|
ストレスを解消する |
|
活性酸素の影響を抑制する |
|
などなど、小顔にかかわりの深い上記のような働きをサポートするため、舌回し運動による唾液の分泌には数えきれないほどの恩恵があるのです。
血行が促進される
舌回しエクササイズを習慣にしておくと、小顔にかかわりの深い前項でお伝えした3つの表情筋が鍛えられ、血行も良くなっていきます。
表情筋はそもそも、皮膚を引き締めリフトアップさせるばかりではなく血液循環を助ける働きも備えています。
そのため舌回しエクササイズをすると、表情筋が持つ血液循環活性化が活きて血行が促され若々しくイキイキとした血色感のある肌色、小顔の両方にアプローチできるのです。
さらに皮膚の血行は、
老廃物の回収、排出 | むくみ、たるみの原因物質の影響をなくせる |
栄養を行きわたらせる | 小顔、美肌に必要な栄養、酸素が行きわたる |
というマルチな働きも備わっています。
舌回しの筋肉への刺激、血管の拡張と血流UPは、上記の恩恵を持続させて小顔はもちろん美肌・血色の良さにもアプローチできるのです。
ストレス解消につながる
いつものスキンケアでお肌をマッサージしたり、触れて化粧品を馴染ませるだけでも、とても心地よい気分になるものですよね。
顔の表情筋は、カラダに比べて活動量が少なく常に運動不足の状態。
そして現代人あるあるのスマホやパソコン、テレビの見過ぎや感染対策におけるマスクの長期使用で表情筋が衰えている傾向にあります。
すると表情筋がガチガチに固まり、引きつるような痛みやコリを感じることも。
ガチガチに固まりしなやかさを失った表情筋は、血行不良になることで、
- 肌荒れや顔の大きさの原因となる老廃物、毒素が溜まる
- 小顔やフェイスライン引き締めのための栄養、酸素が行き届かなくなる
という悪循環で顔の大きさが常態化してしまいます。
舌回し運動を日常的に実践していると、さまざまな影響で凝り固まってしまった表情筋がほぐれ、しなやかさを取り戻していきます。
そして下を出す、動かす、伸ばす動きの表情筋への負荷が、まるで皮膚がマッサージされているような心地よさを感じ、ストレス解消やリフレッシュにもつながっていきます。
顔の大きさの元・口呼吸の改善や予防
舌回しエクササイズを習慣にしておくと、顔の大きさの原因となる口呼吸の改善や予防にアプローチでき、小顔キープにつながります。
口呼吸はそもそも、正しい呼吸となる鼻から息を吸って吐く呼吸のリズムが乱れ、口で息を吸う・吐く間違った方法。
そのため口まわりの筋肉が衰え、口を開いた状態の負荷が皮膚への重力となり、皮膚がその重力に耐え切れずにたるみや顔の大きさにつながってしまいます。
舌回しトレーニングは、口呼吸の改善・予防する口まわりやアゴ周辺の筋肉に刺激を与えトレーニング効果を高めます。
すると口やアゴまわりを支える筋肉が育ち、鼻から吸って口から吐く正しい呼吸リズムが整い、皮膚への重力負担による顔の大きさをカバーできるようになるのです。
顔のゆがみを補正できる
顔が大きく見えてしまうのは、表情筋の運動不足が蓄積したり食事時に片方だけの葉を使って食べるなど、皮膚や筋肉のゆがみが大きく関係しています。
舌回しトレーニングによる小顔ケアは、顔の左右にまんべんなく舌回しの負荷がかかるため、表情筋の運動不足解消や片側だけで食事をとる噛み癖の負担軽減にアプローチ。
舌を伸ばす、横に持ってくる、まわすという繰り返しのエクササイズは、口やアゴ、頬の普段はあまり動かすことの少ない筋肉、皮膚に刺激を与えて運動不足を解消します。
すると顔全体がまんべんなく鍛えられて結構も良くなり、顔の大きさ解消につながっていくのです。
舌回しエクササイズで理想の小顔に!基本と応用のやり方
道具もノウハウも一切ナシ、自由なタイミングで実践できて継続もしやすい小顔エクササイズについて、基本と応用のやり方を詳しくご紹介します。
まずは基本の舌回しからスタートし、慣れてきたら応用のやり方にステップアップして理想の小顔に近づいてくださいね。
舌回しエクササイズのやり方【基本編】
- 口を軽く閉じ、下をできるだけ長く伸ばして上の歯茎に添える
- 下にチカラを入れ、歯茎をなぞるように口内を一周させる
- 一周して上の歯茎にしたが戻ったら、今度は逆方向に歯茎をなぞるように一周させる
- ここまでの動きを20~30回を目安に繰り返す
- 30秒のインターバル(休憩)を入れる
- 1~5の流れをもう1セット、トータル3セットを目安に行う
舌回しエクササイズのやり方【応用編】
前項でご紹介した舌回しエクササイズは、
- 4までの動きをしてから口を思いっきり開ける
- 舌をまっすぐに出す
- ひっこめる
- 口角に向かって横に伸ばす
という運動を2~3回プラスすると、短い間に効率的に口まわりが鍛えられて小顔、リフレッシュ、たるみやほうれい線のケアにアプローチできおすすめですよ。
舌回しエクササイズで小顔に!効果的なタイミングと注意点
舌回しエクササイズは、思っていた以上にシンプルな流れで、それなのにしっかりと美容・小顔・メンタルケア効果も期待できるところが嬉しいですね。
舌回し運動の効果ややり方を把握すると、次はどのタイミングにすべきなのか気になるところではないでしょうか?
舌回しトレーニングの最適なタイミング、注意点を合わせてチェックしてみましょう。
お風呂上がり
お風呂上がりのタイミングで舌回しエクササイズを行うと、血管拡張・体温上昇・血流促進のタイミングにドッキングできるため、効率的に表情筋を鍛えることができます。
また血流が促され体温も上がり、皮膚がしなやかになっているため舌回しがスムーズになり、口やアゴ回しの疲れやだるさも感じにくくなるでしょう。
眠る前や起床後
舌回しエクササイズは、眠る前や起床後のタイミングもおすすめです。
まず睡眠中は全身が休息モードにあることで表情筋が運動不足になり、翌朝のむくみや顔のハリにつながってしまいます。
表情筋の運動不足をなくして眠っている間も表情筋が持つ血流促進作用を高めるために、眠る前に舌回し運動をして顔まわりをほぐしましょう。
代わって起床後も、顔の大きさやむくみが特に気になるタイミング。
着替えをしながら、ヘアスタイリングをしながらなど起床後の準備と一緒に舌回し運動をするとながら運動になり効率も良く、慌ただしい朝時間でもしっかりと小顔ケアできます。
電子機器の使用後に行う
スマホやパソコン、テレビなど電子機器を長時間使った後も、舌回しエクササイズをすることがおすすめ。
この理由は、スマホやパソコン、テレビを見ていると知らず知らずのうちに姿勢が乱れ、呼吸が浅くなって口まわりのゆるみ、開きが出やすくなります。
上記のような影響はすべて顔の大きさにつながり、さらに電子機器から発せられるブルーライトは血行を悪くし老廃物を溜めて顔のむくみ、不自然なハリにつながってしまいます。
スマホやパソコンなどの電子機器を長く使用した場合は、さまざまな影響を受けて表情筋がこわばっているため、早めに舌回し運動でほぐすよう心がけましょう。
舌回し運動の注意点
舌回し運動の注意点は、
- できるだけ長く継続すること
- スピードをつけすぎてまわす
- アゴや口まわりが疲れている時はムリをしない
という点に気をつけておく必要はあります。
舌回し運動が三日坊主になってしまっては表情筋の運動不足がもとに戻り、小顔キープができなくなります。
表情筋はほんのささいな原因で運動不足、しなやかさを失い顔の大きさにつながるため、毎日1回タイミングを決めて実践することが効果的。
またスピードをつけすぎたやり方も、口やアゴまわりが疲弊して継続が難しくなるため、無理のない速さで回すよう心がけましょう。
アゴや口まわりが疲れているのに無理して行うと、痛みや引きつりの悪化、炎症につながるためバランスを考えながら実践することが安心ですよ。
おわりに
舌回し運動は、単純に小顔ばかりではなく美肌やリフレッシュ、血色感のある肌色とマルチな恩恵を実感することができます。
顔の大きさやむくみに悩んでしまった場合は、今回のコラムをきっかけに舌回しエクササイズを習慣に表情筋運動不足をケアして小顔に近づいていきましょう!