小顔の人は二重あごになりやすい?原因や解消法を徹底解説!
小顔美人という言葉があるとおり、小顔の人は魅力的だと言われます。
小顔に憧れる人も多いです。しかし、小顔ならではの悩みもあるようです。
そのうちの一つが二重あごになりやすいこと。
今回は、この小顔と二重あごの関係について考えてみましょう。
二重あごの原因は?
どうして二重あごになってしまうのでしょうか。原因を探ってみましょう。
体重増加のため
体重増加というと、体が太ることだと思いがちですが、実は顔自体にも余計な脂肪がつくことがあります。
余計な脂肪があご周りにあると、たるみ、二重あごとなってしまうことがあります。
たるみのため
皮膚や筋肉が衰えると、皮下脂肪を支えにくくなり、たるんでくることがあります。
このような症状があごに生じると、二重あごにもなりやすくなります。
むくみのため
顔がむくみで二重あごになることもあります。
特に塩分やアルコール類の摂取が多い人に起こりやすい現象です。
塩分やアルコール類は血液やリンパの流れを悪くする作用があり、老廃物の排出がスムーズに行かなくなりやすいからです。
老廃物が溜まることでおきるのがむくみ。
むくみになると、あごにも余計なものがつき、二重あごに見えてしまいます。
あごや舌の筋肉低下
あごや舌の筋肉が低下することで、二重あごになってしまうことがあります。
どういうことかというと、例えばよく噛まずに食事をする人。
このような人はあごや舌の筋肉が発達しません。
その結果、たるむようにもなり、二重あごとなるのです。
姿勢が悪いため
最近はスマホを見るために下向きになる人が多く、猫背やストレートネックになってしまうことがあります。
この猫背も二重あごの原因になるのです。
猫背の人は気がつかないうちにあごが突き出て、筋肉が衰えます。
その代わりに脂肪や老廃物が溜まりやすくなり、あごがたるむことで二重あごに見えてしまうのです。
また、猫背状態が長時間続くと、血液やリンパの流れも停滞。
これでむくみになりやすくなり、やはり二重あごになってしまうことがあるのです。
骨密度の低下のため
年齢を重ねるとよく起きる症状が骨密度の低下です。
骨密度が低下すると、顔の骨が萎縮することがあります。
萎縮により、筋肉、皮下脂肪、皮膚を支えていた土台が弱くなり、たるむことがあるのです。
また、顔の骨の萎縮であごの位置が後退することもあります。
それらの原因が相まって、二重あごになってしまうことがあるのです。
口呼吸のため
口呼吸には様々な弊害がありますが、そのうちの一つが顔の骨格の発達や下あごの発達を抑えてしまうことです。
あごの発達が進まないと、筋肉が充分につかず、たるんで二重あごとなることがあります。
表情筋が衰えたため
表情筋の衰えで二重あごになることもあります。
会話をする機会が少ない人、表情が乏しい人は表情筋が鍛えられず、あごや口周りにも老廃物が溜まりやすくなります。
その結果、ぽっちゃりとして、二重あごに見えるのです。
小顔のため
小顔の人はあごの小さい人が多いです。あごが小さいと、二重あごになりやすいとも言われています。
その理由ですが、首からあご先までの距離が短く、下向きになったときにたるみができるから。
脂肪はそれほどつかず、むくみもないのに二重あごになっているという場合、小顔であるがための可能性があります。
これは骨格によるものです。
小顔で二重あごになりやすいのなら、解消法はある?
小顔で二重あごになりやすいと聞いて、ガッカリした人がいるかもしれません。
小顔美人という言葉がある一方で、二重あごなんて嫌だわと言う人も多いでしょう。
それなら、その二重あごを解消する方法はあるのでしょうか。
いくつか具体的な方法を提案してみましょう。
姿勢を整えよう
小顔で二重あごということなら、姿勢を整えましょう。
姿勢が悪いと、あごの筋肉がたるみがちになり、二重になってしまいやすいです。
その点、正しい姿勢を維持している人は血流も良くなり、頭や首・肩の筋肉の緊張もほどけます。
首全体やあごの筋肉バランスも理想的な状態になり、たるみも解消。
その結果、二重あごもなくなる可能性があります。
小顔で姿勢が悪いのは美しさを損なうことでもあります。
スマホやパソコンを見るときにも姿勢には注意しましょう。
ついついうつむき加減になるでしょうが、意識して良い姿勢を保つことが大事です。
適度な運動や筋トレをやろう
小顔で二重あごになっている人におすすめなのが適度な運動や筋トレです。
このような活動をすると、皮下脂肪も減り、血液やリンパの流れも良くなって、余計な老廃物も排出されます。
あごの筋肉も間接的ながら鍛えられるでしょう。
そうなれば、あごにしまりが出てきて、二重あご解消に近づきます。
表情筋を使おう
表情筋を活発に使わないと、筋肉が衰えて、あごなどがたるむことがあります。
そのようなことによる二重あごを防ぎたければ、日頃から意識して表情筋を使うようにしたいところ。
喜怒哀楽の表情をはっきりさせ、豊かに表現する、口を大きく開けて話すなどによっても表情筋は鍛えられます。
小顔で表情がスッキリしないと、暗い印象にもなりやすいですから、明るく朗らかに過ごしたいところ。
それが、表情筋を鍛える⇒あごが締まる⇒二重あごの解消へと繋がっていくでしょう。
食事の際はよく噛もう
小顔で二重あごというのなら、食事の際によく噛んで食べるようにしましょう。
噛むことは口周りの筋肉の発達に繋がります。
口周りの筋肉と言えば、あごの筋肉も含まれます。
よく噛んであごの筋肉が発達すると、引き締まってスリムにもなるでしょうから、他人から二重あごだなんて言われなくなるでしょう。
食生活を見直そう
食生活のあり方でも二重あごになるかどうかに影響があります。
そのため、小顔で二重あごの方も食生活には充分気を付ける必要があります。
エネルギーの高い食べ物、脂質の多い食べ物ばかり食べていると、脂肪がつきやすくなるので、ここは大事なポイント。
脂肪がつきやすくなるのは身体だけでなく、あごも含まれます。
あごに脂肪がつけば、まさに二重あご状態。
たるんで格好も悪いです。
そのため、ダイエットとは言わないまでも、野菜などスッキリした食べ物を積極的に摂るようにし、脂肪太り、特にあごの脂肪太りを防ぐことが大事です。
マッサージをしてみよう
小顔で二重あごの方にぜひしていただきたいのがマッサージ。
マッサージにより耳の下や鎖骨といったリンパ節の老廃物を移動させて排出できれば、あごもスッキリします。
ただ、マッサージをする際はジェルやクリームを塗って行ってください。
滑りの悪い指でマッサージすると、肌を傷めることになりかねません。
それでは二重あごに多少の効果があっても、嬉しくないですよね。
あごと同時に肌もしっかりケアする必要があります。
二重あごを解消しやすいマッサージ方を紹介しましょう。
- テーブルにひじをつく
- 両手の人差し指を曲げる
- 第二関節をあごの下の凹みに当てる
- 頭は重いので、この重みを活用しながら、あごの下に圧を加える
- ここから、ゆっくりとあごの骨に沿いつつ耳の後ろのリンパ部分まで人差し指を沿わせる
- 耳の裏のリンパの部分から鎖骨まで、首の後ろの筋肉をほぐす(反対側の手の人差し指、中指、薬指と親指を使いながらつまむようなイメージで)
- 反対側も同じようにマッサージする
- 以上の動作を3~4回繰り返す
これであごの筋肉もほぐれ鍛えられますから、引き締まり、二重あごなんて誰にも言わせません。
美容アイテムを使ってみよう
小顔で二重あごの方におすすめの美容アイテムがあります。
カッサや美顔ローラーなど。これらのアイテムを使っても、あごのたるみが取れ、二重あごの防止に繋がります。
ただし、二重あご解消のためとはいっても、やり過ぎ、肌をこする、強い圧を加えるなどは×
それでは肌を傷めてしまいます。
そうなると、あざができたり、皺やたるみがかえって増えたり、シミができたりなどの悪影響もあるのです。
それでは二重あごが解消されても、困りますよね。
そんなことがないように、ほどほどの力で美容アイテムを使ってみましょう。
お化粧を工夫しよう
小顔で二重あごの方がお化粧の仕方を工夫することで、撃退できる場合があります。
撃退と言っても完全に二重あごが消えるということではありませんが、ある程度のカバーの役割は果たしてくれます。
そのコツはシェーディングで影を作ること。
ただし、シェーディングの色選びや入れ方がポイントになります。
赤みの強いシェーディングを入れてしまうと、グレージュ色の顔の色とコントラストが目立ち、バレてしまいます。
そこで、グレージュ系のパウダーを使って、耳のあたりから輪郭の内側に沿って、あごから首に向かってあごの下全体という風にやっていけばナチュラルな仕上がりになるでしょう。
これでさりげなく二重あごを隠せるので、以降気にならなくなるかもしれません。
睡眠を充分に取ろう
睡眠不足はストレスを増加させ、ホルモンバランスも乱し、脂肪の蓄積やたるみを引き起こすことがあります。
健康な生活は健康な睡眠からとも言えますが、ゆっくりたっぷり眠ることで脂肪やたるみの解消にも繋がり、二重あごを抑えやすくなります。
二重あご解消の治療を受けてみよう
小顔で二重あご、それもかなり気になるという場合、美容クリニックなどで治療を受けて解消することもできます。
そこで、どのような二重あご解消の治療法があるかを紹介しましょう。
脂肪溶解注射
脂肪溶解注射は脂肪を溶かすための注射で、溶けた脂肪は自然に排出されますから、後はスッキリです。
脂肪溶解注射なら、狙った部位だけサイズダウンすることが可能です。
もちろん、それにはあごも含まれます。
あごに脂肪溶解注射をすれば、あごの脂肪が解消して、たるみもなくなり、二重あごも解消。
さらに脂肪溶解注射のいいところはリバウンドしにくいことです。
ヒアルロン酸注入
小顔の人の二重あごが骨の萎縮による場合に効果的な治療がヒアルロン酸注入です。
加齢とともにあごの骨が小さくなると、皮膚や筋肉を支えにくくなり、たるんできます。
それが二重あごの原因になるのですが、このような場合にヒアルロン差を注入すると、リフトアップ効果が得られます。
リフトアップされたあごは引き締まり、スッキリしますから、もう二重あごとはgood-byeできるでしょう。
HIFU(ハイフ)
HIFU(ハイフ)は正式名称を「High-Intensity Focused Ultrasound(高密度焦点式超音波治療法)」と言います。
仰々しい名前がついているので、一体どんな治療法なのと思われるかもませんが、原理は超音波の熱エネルギーの照射により脂肪細胞を溶かすことです。
組織が高温になることで溶けます。
二重あごやフェイスラインなどに照射すれば、ボリュームダウンし解消が可能です。
ただし効果が現れるのは施術直後ではなく、3ヶ月くらい掛けながらじわじわ効いていきます。
一度減った脂肪は普通に生活している分には元に戻ることはありませんから、二重あご解消効果も継続しやすいです。
また、HIFU(ハイフ)は痛みもダウンタイムもほとんどない治療なので、施術を受けるハードルも低いでしょう。
糸リフト
糸リフトは別名「切らないたるみ治療」ともいい、メスは使いません。
ではどのように二重あごを解消してくれるのかというと、特殊な医療用糸(スレッド)を挿入することで、フェイスラインのたるみを改善させ、リフトアップ効果を狙います。
糸リフトの糸は時間の経過とともに体内に吸収されるので、全く問題なし。
フェイスリフトには手術療法もありますが、それと比べると、糸リフトは体への負担が非常に少なく、腫れたりしないところがメリットです。
ダウンタイムは3日ほど。ちょっと痛みが生じることもありますが、痛み止めで緩和できます。
糸でフェイスリフトということなので、1週間ほどつっぱり感が出ることもありますが、自然に解消していきます。
脂肪吸引
小顔で二重あごの方のために脂肪を溶かす治療を紹介してありますが、脂肪吸引という方法もあります。
こちらは直接脂肪を引き抜く治療法です。
カニューレと呼ばれる先端が細い注射器であご周りの脂肪を吸引し、二重あごの解消をしていきます。
一度の施術でしっかり脂肪吸引できれば、以降脂肪がつくことはあまりありません。
そのため、二重あご解消効果は半永久的に続きます。
脂肪吸引のデメリットとしては、施術後に腫れ・痛み・内出血などが生じることですが、次第に収まっていくでしょう。
つっぱり感や口元の違和感といった症状が生じることもあります。
小顔で二重あごの方におすすめのクリニックはある?
小顔で二重あごの方の解消法として、クリニックでの治療を挙げましたが、どこのクリニックで治療を受ければいいのだろうと迷うかもしれません。
そこでおすすめのクリニックをいくつか取り上げてみましょう。
ほんの少ししか紹介できないので、自分でも良いクリニックを探してみてください。
TCB東京中央美容外科
画像引用元:TCB東京中央美容外科|小顔整形・フェイスライン
『TCB東京中央美容外科』は小顔整形・フェイスライなどの治療を行っています。
同クリニックの人気施術としては次のようなものがあります。
- 小顔リフト(糸リフト)
- 小顔美肌再生(糸リフト)
- あごのヒアルロン酸注射
- ハイフ
- エラボトックス
- 顔の脂肪吸引など
他にも治療法があり、施術パートリーが非常に広くなっています。
患者さまのお悩みやニーズに合わせて適切な治療プランを提案してくれます。
表参道メディカルクリニック
画像引用元:表参道メディカルクリニック公式サイト
『表参道メディカルクリニック』は肌のお悩み、輪郭のお悩み、顔のパーツのお悩みなど様々なケースに対応しているクリニックです。
施術メニューも豊富ですが、二重あご解消もしてくれます。
例えば、ハイフ。ピンポイントで熱ダメージを与え、効果的なリフトアップを実現します。
スマートVリフトでは、髪の毛よりも細い吸収糸が装着された特殊な針でフェイスリフトをもたらします。
二重あごも引き締まることでしょう。
そのほか盛りだくさんの施術が用意され、小顔で二重あごの方にも嬉しい治療が受けられるでしょう。
湘南美容クリニック
画像引用元:湘南美容クリニック|小顔整形・フェイスライン
『湘南美容クリニック』で行われている二重あご治療法には次のようなものがあります。
クルスカダブル | 脂肪減少作用について厚労省が唯一認証した医療機器で、効果面および安全面について科学的根拠のある治療 |
新・脂肪溶解リニアハイフ+ | HIFU(高密度焦点式超音波)という特殊な超音波テクノロジーを利用し、肪層にしっかりと熱を加え、脂肪細胞を溶解する治療 |
脂肪吸引 | 機器によってはタイトニング効果が見込め、引き締まったフェイスラインを実現 美ボディ脂肪吸引、VASER脂肪吸引、Aquicellの3つの脂肪吸引法がある |