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スカルプコラム

亜鉛の育毛効果は?不足するとAGA(男性型脱毛症)になるって本当?

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亜鉛の育毛効果は?不足するとAGA(男性型脱毛症)になるって本当?

亜鉛は、育毛効果が期待できる成分として注目されています。

 

亜鉛といえば、必須ミネラル16種の1つであることは、すでにご存じの方もいることでしょう。

 

生体では鉄の次に多い必須微量元素ですが、そんな亜鉛は本当に育毛効果があるのでしょうか。

 

本記事では、育毛と亜鉛との関係性をテーマに解説しています。また、効率よく摂取する方法や亜鉛と育毛のよくある疑問などについても紹介しています。

 

ぜひ、最後までご覧ください。

 

 

亜鉛はどんな栄養成分?

 

亜鉛が育毛に良い成分という情報は見聞きすることが多いですが、成分の仕組みや特徴というと、まだまだわからない部分があるのではないでしょうか?

 

亜鉛は数あるミネラル成分の中でも育毛に深いかかわりがある栄養成分で、

 

  • 人の体内におよそ20㎎程度存在している
  • 食べ物では魚介類に含有が多い
  • 脳や細胞、神経や肌、頭皮と髪のコンディションを担う
  • タンパク質やホルモン、免疫機能の合成を担う

 

といったいくつもの働きがあります。

 

亜鉛を普段の食生活やサプリメントから摂取しておくと、上記のような作用がいきて髪と頭皮の健康はもちろん、カラダやメンタル面全体の健康に恩恵を期待することができるのです。

 

 

亜鉛は髪と頭皮にどんな効果があるの?

 

亜鉛がミネラルの中でも特に育毛に関係があるとお伝えしましたが、摂取をすると具体的にどんな効果を期待することができるのでしょうか?

 

ここでは亜鉛の摂取による髪と頭皮への効果を具体的に解説してみたいと思います。

 

 

 

髪と頭皮を作るケラチンを増やしていく

髪と頭皮の作るタンパク質はケラチンと呼ばれ、90%の栄養で髪と頭皮は作られています。

 

亜鉛を摂取すると、ケラチンがカラダの内部で合成されていくことをサポートし、抜け毛や薄毛の予防や改善に役立ちます。

 

逆に亜鉛の摂取が不足したり減少してしまうと、髪と頭皮を作るタンパク質のケラチンが作られなくなり、AGAやFAGAの原因になってしまうことがあるのです。

 

 

 

髪の3つのサイクルを整えていく

髪には、

 

  1. 新しい髪を育てて生やすための毛根の活動が活発な「成長期」
  2. 髪の毛が生え代わるサイクルが停滞し、毛根の働きが弱まる「停滞期」
  3. 古い髪の毛が抜け落ち、毛根の機能が完全に停止状態になる「休止期」

 

という3つのサイクルがあります。

 

 

育毛の促進は、この3つの髪のサイクルを整えることが必要不可欠ですが、亜鉛には髪の細胞の分裂を促しながら髪の成長にアプローチし、成長期の髪を増やす働きが期待されています。

 

毛根の働きが活発で新しい髪が育ちやすい状態になると、成長期の髪が増えて育毛促進や抜け毛、薄毛の予防にアプローチできるため、亜鉛が数あるミネラルの中でも育毛に関係性が深いのはこのような理由があるからなのです。

 

 

 

頭皮をさまざまなダメージから守る

頭皮は髪を生やす根本的な土台となるため、頭皮環境が健やかでないと丈夫な髪の成長が難しくなってしまいます。

 

亜鉛を摂取すると、頭皮をさまざまなダメージから守る栄養成分・ビタミンAを体内にとどめて保持する作用が働き、頭皮と髪の免疫機能が向上して抜け毛や薄毛の予防、改善にアプローチできるようになります。

 

 

育毛と亜鉛の関係性とは?不足するとどうなる?

 

まずは、亜鉛の育毛効果や薄毛予防がある理由について、詳しくみていきましょう。

 

 

 

亜鉛が育毛に与える効果とは?

亜鉛は、大半の育毛サプリメントに含まれており、髪の毛にとっては欠かせない成分です。

 

また、体内でタンパク質の合成に関与。具体的には、食物から摂取したタンパク質を髪の毛や筋肉などに作り変える働きを持ち、育毛効果が高い成分として注目されています。

 

タンパク質の合成に関与する亜鉛の摂取量が少ない場合、髪を構成する成分が合成されず、毛髪量が減ってしまうでしょう。

 

つまり、亜鉛の摂取と育毛は深く関係しているといえます。

 

 

 

亜鉛不足でAGA(男性型脱毛症)になる?

亜鉛には、5αリダクターゼという酵素を抑制する効果もみられます。

 

5αリダクターゼとは、体内の蓄積量が増加するとヘアサイクルを阻害してしまう成分の1つです。

 

亜鉛の摂取量が少ない場合、5αリダクターゼが体内で増加してAGA(男性型脱毛症)になってしまうで可能性があります。

 

一般的には、亜鉛を体内摂取するための主な手段は食事です。

 

そのため、食事の栄養バランスに偏りによって亜鉛不足に陥ってしまった場合、AGAの兆候がみられるケースも珍しくありません。

 

 

効果的な亜鉛の摂取方法とは?適量や注意点について解説!

 

ここでは効果的な亜鉛の摂取方法や摂取量、注意点などについて解説していきます。

 

 

 

亜鉛の摂取方法2選

亜鉛を効果的に体内摂取する方法は、次の2つです。

それでは、詳しくみていきましょう。

 

 

 

健康サプリメント

亜鉛を効果的に摂取できる方法の1つにサプリメントがあります。

 

サプリメントはカロリーをほとんど摂取することなく、必要な栄養素だけを効率的に補給できる食品です。

 

そのため、サプリメントを活用することで、効率よく亜鉛を体内摂取できるでしょう。

 

 

 

食事

人体に入る亜鉛は、基本的には食品に由来しています。

 

そのため、亜鉛の摂取方法としては食事が一般的といえるでしょう。

 

亜鉛はタンパク質を含む肉、魚介、大豆製品に多く含まれています

 

特に多く含まれているといわれている食品には、牡蠣、あわび、たらばがに、するめ、豚レバー、牛肉、卵、チーズ、高野豆腐、納豆、えんどう豆、切干大根、アーモンド、落花生などが挙げられます。

 

ちなみに、ビタミンCを含む食品と一緒に食べると、亜鉛の吸収を促進してくれます。

 

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亜鉛の過剰摂取に注意する理由は?

亜鉛が不足すると、ヘアサイクが崩れて脱毛するなど、薄毛に悩まされる原因にも繋がります。また、次のような身体的な影響もみられます。

 

■味覚障害
■免疫力の低下
■爪や皮膚の異常
■成長障害

 

さらに、男性の場合、亜鉛不足がED(勃起不全)を引き起こす可能性もあるといわれています。

 

このように、不足するとさまざまな障害を引き起こす亜鉛ですが、過剰摂取することも体によくありません。

 

亜鉛を過剰摂取してしまうと、神経障害や原因不明の貧血を引き起こす可能性があります。

 

厚生労働省の「2020年版 日本人の食事摂取基準」の発表によりますと、1日の亜鉛摂取の推奨量は下表のとおりです。

 

男性 女性
18~69歳 10mg 8㎎
70歳以上 9㎎ 7㎎

 

 

亜鉛の吸収を高めて育毛にアプローチする摂り方は?

 

亜鉛はわたしたち人間の体内におよそ20㎎程度存在していると言われていますが、加齢やストレス、細胞の老化などの影響を受けると、体内からどんどん不足して髪と頭皮の栄養不足につながってしまいます。

 

1日の目安量となる男性10㎎・女性8㎎の亜鉛を食べ物から摂ったとしても、およそ30%程度しかとり込むことができないと言われています。

 

亜鉛の摂取目安量をしっかりと体内に摂りこむために、ここでは育毛に効果的な摂取方法を解説してみたいと思います。

 

さらに、亜鉛の体内への吸収を妨げてしまうNGな食生活についても参考にしてくださいね。

 

 

 

亜鉛の吸収を高める摂り方

食べ物やサプリメントから亜鉛を摂取して、その吸収率を高めていくためには、

 

  1. クエン酸
  2. 動物性タンパク質
  3. ビタミンC
  4. ビタミンA

 

と一緒に摂取することが推奨されています。

 

4つの栄養成分が亜鉛の吸収率を高めるのは、

 

  • クエン酸の「キレート作用」が亜鉛の吸収をスピーディーにするため
  • 動物性タンパク質が亜鉛を含むミネラルを摂りこむ
  • ビタミンAは亜鉛の吸収を助けて働きをサポートするため

 

などの理由があり、亜鉛との相乗効果で効率的な育毛アプローチが期待できるでしょう。

 

 

 

亜鉛の吸収が妨げられる?注意点について

摂取目安量の亜鉛をしっかり摂っても、

 

  • 植物性食品に含まれる「食物繊維」
  • アルコール
  • 加工食品に含まれる「ポリリン酸」

 

が吸収を妨げえてしまう栄養素と言われています。

 

ただ、食物繊維は頭皮と髪の健康に必要な栄養を吸収する、腸にアプローチする栄養です。

 

亜鉛と食物繊維は育毛に重要な要素を持つ栄養となるため、同時の摂取は避けて時間を置いから補うようにしましょう。

 

 

【Q&A】亜鉛と育毛のよくある疑問に解答!

 

育毛に効果的な栄養成分として必要不可欠な亜鉛でも、ふたつについてはさまざまな疑問を抱くこともあるでしょう。

 

ここでは亜鉛を補いながらも育毛にアプローチする習慣やメソッドに納得・満足しておくために、よくある疑問にわかりやすく回答してみたいと思います。

 

 

 

【Q1】亜鉛の摂取はAGA(男性型脱毛症)にしか効果がないの?

A.今回のコラムでは、亜鉛とAGA(男性型脱毛症)にフォーカスを向けた内容となっているため、亜鉛はこのトラブルにしか効果がないのかというイメージを持った人も少なくはないでしょう。

 

亜鉛は男性の脱毛症や女性のFAGA(女性型脱毛症)にかかわらずに、人間の髪や細胞、お肌に作用して育毛を活性化する栄養成分となっています。

 

また亜鉛は、抜け毛や薄毛ばかりではなく黒髪を作って成長させるメラノサイトの働きも活性すると言われているため、白髪の予防にも効果が期待できます。

 

 

 

【Q2】効果的な育毛は亜鉛だけを摂っていれば十分なの?

A.亜鉛は育毛に効果的な代表となる栄養成分なので、これだけを摂っていれば育毛に良いという認識を持っている人も少なくはないようです。

 

カラダの内側からの育毛は、

 

  • 髪と頭皮に良いいろいろな栄養を補うこと
  • 過剰な摂取、不足に気を付けてバランスを考えること

 

が根本的なポイントになり、亜鉛ばかりと摂っては栄養のバランスも崩れてしまいます。

 

そのためこの栄養にばかりに意識を向けずに、

 

  1. 髪と頭皮を作る材料となる「タンパク質」
  2. 髪と頭皮の代謝にかかわりのある「ビタミンB群」
  3. 皮膚の健康を維持する「ビタミンA」
  4. 老化や食い止めるポリフェノールやビタミンCなどの「抗酸化作用成分」
  5. 頭皮の血行を促して髪と頭部に栄養を届ける「ビタミンE」

 

といった栄養成分をバランスよく補いながら、複合的なアプローチをしていく必要があるのです。

 

 

 

【Q3】亜鉛は食べものとサプリメント、どちらから摂るのが良い?

A.亜鉛は身近な食べ物や、含有バランスの整ったサプリメントの両方が展開されているため、どちらの摂取が効率的なのかと悩む人も多いことでしょう。

 

亜鉛の摂取は食事、サプリメントの両方にメリットとデメリットがあります。

 

ここでは亜鉛の食事とサプリメントの摂取における、知っておきたいメリットとデメリットを見ていきましょう。

 

 

 

亜鉛を食べ物から摂るメリットとデメリット

亜鉛を食べ物から摂るのは、

 

  • シーズンを問わずに入手できる含有食品が多い
  • 食事という自然な方法で亜鉛を摂れる
  • 亜鉛以外の栄養成分を一緒に摂れる

 

というメリットがあり、続けやすいところもおすすめと言えます。

 

逆に亜鉛を食べ物から摂るデメリットには、

 

  • 食べるものの内容、量によってオーバーしたり不足しやすい
  • 亜鉛の1日の目安量の調整を食事でするのが難しい、手間やコストがかかる

 

といった点があります。

 

 

 

亜鉛をサプリメントから摂るメリットとデメリット

亜鉛をサプリメントから摂るメリットには、

 

  • 目安摂取量をしっかりと補える
  • 食べ物よりも体内への吸収率に優れている

 

という点があります。

 

代わってデメリットには、

 

  • サプリにばかり頼って食べ物の栄養バランスが崩れやすくなる
  • コンスタントな購入のコストの面での負担がかかる

という点があるため、自分に合った亜鉛の摂取方法を見直してみたり、食事のバランスを整えての摂取が理想と言えるでしょう。

 

 

さいごに|亜鉛を摂取して育毛効果を実感したいなら適量を心掛けよう!

 

育毛促進や脱毛を予防するのであれば、体内の亜鉛が不足しないように注意しましょう。

 

しかし、亜鉛を過剰に摂取するのもよくありません。前述した内容を目安に、適量を心掛けてください。

 

最後に、本記事の内容をまとめます。

 

■亜鉛は育毛にとって欠かせない成分
■亜鉛の摂取量が少ない場合、5αリダクターゼが体内で増加してAGAになってしまう
■おすすめの摂取方法は、健康サプリメントと食事
■亜鉛の過剰摂取は、神経障害や原因不明の貧血の原因となりやすい
■育毛効果を促進したいなら適量を心掛けることが大切

サプリメントを活用している場合、気付かないうちに亜鉛を過剰に摂取している可能性があるため、適量摂取を心掛けてくださいね。

 

 

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