日本皮膚科学会のガイドラインは嘘?育毛業界の利権の真実
ミノキシジル外用薬(発毛剤)が効かない理由
ミノキシジルは唯一発毛効果が認められているという事は周知の事実だと思います。
現在日本で医薬部外品として承認されているのは、5%濃度のミノキシジルの育毛剤までです。
しかし、いくら最も効果のあるとされているミノキシジルが入った育毛剤でも、人間の頭皮には角質層というバリア層があり、成分の浸透を許さないので効果がないのです。
当たり前ですよね?そんな成分がガバガバ浸透する様な頭皮であれば、毒素も一緒に取り入れてしまいます。
「ハゲが治るのは30人に1人!ひろゆき氏らが語る、日本の育毛剤が「効かない」うえに「高い」ワケ」で語られているのは、髪の毛で頭皮が覆われるぐらい改善出来たのが約3%、頭皮から発毛が始まったのが約30%、ちょっとだけ変わったと思う程度が50%、全く変わらないが10%というデータが書いてあります。
他にも「【リアップX5の効果は小さい】薄毛治療業界関係者が語る真実」というブログでも
先日、薄毛治療業界の方々とお話しする機会をいただいたのですが、その方もはっきりと「ミノキシジル外用薬の効果は非常に低い」とおっしゃっておりました。
という書いてある様に、外用薬はほぼ意味がありません。
日本皮膚科学会のデータの嘘
ミノキシジル外用薬が素晴らしい!と書く人達がこぞって引用するのは「日本皮膚科学会の男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」というデータの推奨度です。
このコラムの一番上の表が推奨度一覧となりますが、これを見た瞬間に吐き気がでる程の利権を感じました。
というのもミノキシジルの内服薬が最低のDランクになっているからです。
ゼウス発毛の代表である私堀田も20代前半から薄毛になっていて、かれこれ10年ぐらい体に負担がなく効果のある発毛方法を研究してきました。
その中で副作用の件はとりあえず置いておいて、確実にダントツに生えるのは間違いなくミノキシジル内服薬(ミノキシジルタブレット)です。
日本皮膚科学会の報告書の中で書かれていたのは
全身の多毛症を起こす副作用があることを根拠に,医師が安易に処方したり,一般人が個人輸入で入手し服用することがあるので,医薬品医療機器等法の観点から問題視されている
~中略~
ミノキシジルの内服療法は,利益と危険性が十分に検証されていないため,男性型脱毛症・女性型脱毛症ともに行わないよう強く勧められる
です。
発毛クリニックでミノキシジル内服薬を出さなかったら潰れます。
確かに利益とリスクが双方絶大にありますが、薄毛の人は何においても髪の毛が生えるという超絶利益があるなら、それなりのリスクは承知という人も多いです。
なので、元薄毛の人間から言ったらDランクはやりすぎ。
他にも突っ込みどころが満載です。
ミノキシジル外用薬は文中に書いた通りですが、ミノキシジルの3倍の効果のあると言われている「キャピキシル」やノーベル賞を受賞した「フラーレン」を除外して、花王が独自に開発した育毛成分の「フラバノン」というマイナー成分が表に入っていたりも謎です。
また、発毛サロン・発毛クリニックで絶対的に成果が出ている「成長因子導入および細胞移植療法」がダメで、アデノシンの外用が良いという理由もよくわかりません。
完全にどっかの発毛メーカーからお金が発生しているとしか思えないレベルとしか言いようがないですね。
例えば日本医師会が「新型コロナウイルスで医療崩壊を通り越して医療壊滅」としきりに叫んでおりましたが、外国の20分の1の感染者数で、世界トップクラスの病床数で医療壊滅という言葉に違和感を覚えた方も多いと思います。
医者の偉い方々が言っているから正しいというのはネットが普及していない時代の産物です。
ミノキシジル内服薬は確実に生えるが副作用が強い
先ほども書いた通り、ミノキシジル内服薬は確実に生えます。
がしかし、その副作用もかなり強いです。
私が飲んでいたのはミノキシジル10mgのタブレットですが、飲み始めて一ヶ月は動悸が凄すぎて心臓が飛び出るかと思う程でした。
しかし、それは慣れます。問題なのは臓器へのダメージです。
ミノキシジルを飲み始めてから3ヶ月で滅茶苦茶生えました。
と同時に、夜中に小便をする回数が増えていきましたが、特にきにする事もなく飲み続けていました。
半年程たった頃には夜中に小便に行く回数が3回~4回ぐらいになっており、ちょうど会社の健康診断ありました。
結果は全くアルコールを飲んでいないのにアルコール中毒者と同じぐらいの肝臓の数値となっていました。
ミノキシジル内服薬を飲むのは、最終手段と思って良いでしょう。
トレンディエンジェルの斎藤さんぐらいになったら飲んでも良いと思いますが、軽度であったらおすすめ出来ません。
しかも、飲むのを辞めるとすぐに、薄毛の状態に戻りますのでずっと薬漬けはかなり危険です。
発毛製品は成分じゃなく、生えたという実績こそエビデンスこそ重要
結局のところ、どれだけ生えた成分が入っているか?ではなく、その製品でどれだけ生えたか?が重要なんです。
発毛サロンを運営している関係上、色々発毛メーカーから取り扱ってくれという営業がありますが、私が「生えたというエビデンスを下さい」というと9割のメーカーは出せません。
何故なら自社でモニターを集めてやってないからです。
また、モニターをやってても食事やマッサージ等、純粋にその製品で生えたどうか分からないデータを持ってきます。
あるメーカーは「○○(国)で発毛効果有りと認定を受けた製品の日本総代理店をしています!」という営業もありましたが、モニターを集めておらず自社で検証すらしてませんでした。
実績のエビデンスが出せないメーカーは総じて、成分のエビデンスを出してきます。
それでは意味がないんですね。
最高ランクの霜降り牛肉を使った料理です!と言ってる中にゴキブリが混じってたらその時点でゴミ箱行きですし、スーパーの特売の寄せ集めでも非常に美味しい料理にだって出来ます。
発毛製品も成分だけじゃなく、レシピが重要でどの成分をどういった配合で作られたのか?それによってどういう効果があったのか?ときちんと出せる製品こそ、真の発毛製品なのです。